久々にさるころちゃんパペット出したら「あ、お母さん」って、びっくりしましたよ。この事態を招いたのは他ならぬ私なんですけど、自分でも「意味がわからないよ…」って思いました。
ちなみに、夫婦間ではパペットは「さるころちゃん」って呼ばれています。
だから「さるころちゃん」って言うならわかるけど「お母さん」って…!!!
マイル日記を自分でも愛読している息子ですが(しかも超大ウケ)、お母さんはあの丸い「さる」のようなもの、だとちゃんと認識しているんですよね。
実際のお母さんは人間なんですけど、あれもこれもお母さんだと。
もちろん、マンガのお父さんも「お父さん」だとわかってるし、マンガの自分も理解しています。息子は世の中のお母さんはみんなマンガが描けると思って育つのだろうか…。特殊な環境で育つ我が子であった……。
ちなみに小さいお母さんでチュッチュしてあげると、めっちゃ喜びます。
息子は小さいお母さんも、大好き。
ちなみに私は長年本当に自分の人間の自画像が描けなかったんですが「結婚さえできればいいと思っていたけど」を描いたときにやっと描けるようになったんですよね…。
毎日化粧して、長年ロングヘアだったのに、本気で自分のルックスをずっとあのオレンジ色のさる的な何かだと本気で思ってたました…(たぶん、高校生〜短大生くらいのときのノーメイク、ショートカットの自分のイメージ)。
40歳になって、やっと「そうか、別に似てなくてもいいんだ。普通にマンガとして自分のタッチのカワイイキャラで描いてもいいんだ」と思えるようになって、人間キャラで描けるようになりました。
ずっとどこかで「自分はかわいくないので、決してかわいく描いてはいけない。ただ、人間でなければ可」みたいな気持ちがあって「女性」のキャラとしてどうしても描けなかった。
それが自分が40過ぎて「かわいい女性」じゃなくていいんだ、っていうかもはやそんなことを悩む年齢でもない。ってなってからやっと自分を「かわいく」描いても自分で許せるようになった感じです。
最近は本当にいろんな呪いから解放されてる感じがして、大人になるって素敵だな〜と思ってます。
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